横濱エアジンを撮り続ける写真家
荒谷良一さんインタビュー / 2011.6 Interview akemi
編集:以下編)荒谷さんが感じている写真の魅力をお聞かせください。
荒谷:以下荒)その時にその場所にいなければ出会えなかった瞬間を、フリーズさせることができる。言い方を変えると、その写真の中ではその瞬間は永遠に生き続ける事ができるということが魅力です。
編)ジャズミュージシャンを撮影することになったきっかけをお聞かせください。
荒)JAZZのレコードジャケットや写真集を見てはかっこいいと思い、そんな写真を撮ってみたいなと、思っていました。
当時(1994年)、仕事をさせて頂いたクライアントの方が、エアジンによく行っていたのを知り、無理を言ってマスター(うめもとさん)に紹介していただきました。そしてまたまた無理を言い撮影させていただいたのがはじめです。
編)約15年ジャズミュージシャンを撮影されてきたそうですが、思い出に残っているエピソードなどはありますか?
荒)1994年の12月に初めてエアジンで撮影させていただいたのですが、1996年の横濱JAZZ PROMENADEで梅本さんのご提案で、横浜市開港記念会館の一室をお借りして写真展を開けたことが思い出ですし、感激したことです。多くのミュージシャンの方に来ていただき、本当にうれしかった!当時まだ今のように有名になる前の綾戸智恵さんも来てくださり、喜んでいただいたことを覚えています。
編)荒谷さんの撮影される写真はどれも自然で、目線の優しさを感じるのですが、撮影の際に、一番気を配る点、大切にしている点などありましたらお聞かせください。
荒)ありがとうございます、そのように感じていただけると、とてもうれしいですし、光栄です。私は被写体になる人や風景、もの達が、まず喜んでもらえるような写真を撮りたいといつも思っています。それらは自然の中から生まれるのが理想だと思っています。そして写真を見てくださる方がやはり自然に写真の中に入っていきやすい、きれいな写真を仕上げたいと思っています。でもなかなかまだうまくいかないことの方が多いですけど。
編)横濱エアジンの魅力とは?
荒)スタンダードの素晴らしさはもちろん、新しいムーブメントにも出会えるということです。
これは、なかなか一つのライブハウスの中で実現するのは難しいと思います、知識だけではなく、センス、そして具体的に実現する実行力が必要だと思います。やはりマスターである梅本さんのお力であり、魅力だと思います。
編)荒谷さんが感じていらっしゃるジャズの魅力とは?
荒)演奏をする方も、聴く方も、老若男女、人種、宗教、世代を超えている。
そして形態もバラエティーに富んでいる。地球規模の自由音楽だと思います。
編)写真家としての今後の目標などありましたらお聞かせください。
荒)笑顔になれる写真、夢を持ちたいと思えるような写真、未来への希望が持てる写真、勇気が持てる写真、愛と平和を感じられる写真、音楽のような写真が撮れたらいいなぁ~と思っています。
