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若井優也(pf)

若井優也(pf)

1986年愛知県名古屋市生まれ。ヤマハ音楽教室にて3歳よりピアノ、7歳より作曲・和声学を学ぶ。大学入学後 Miles Davis, John Coltrane, Herbie Hancock, Keith Jarrett らの音楽に大きな衝撃を受け、ジャズピアノに没頭。2005年第36回山野ビッグバンドジャズコンテストにて優秀ソリスト賞受賞。現在 原大力(ds) 鈴木央紹(ts) 小林幹(尺八) 各氏バンドのレギュラーメンバーとして都内を中心に精力的にライブ活動を展開中。

若井優也さんインタビュー / 2010.1.5. at  Star☆Eyes Interview photo by akemi

編集:以下編)ピアノとの出会いを教えてください。

若井:以下若)ピアノとの出会いは、3歳ですね。ヤマハ音楽教室の体験入学に母親が連れて行ってくれて、そしたらやりたいって言ったらしいです。母親の話しではそうなってます(笑)。最初は手を叩いたり歌ったりっていうのが多くて、あんまりピアノを弾いた記憶がないんですよね。でも楽しかったんだと思います。

編)音楽学校の作曲科に進みたいという希望もあったそうですが、作曲にはもともと興味があったのですか。

若)中学校から高校に上がる時ですね。楽器を弾く方で受けたいと思ったんだけど、その時は、ピアノの先生に猛反対されて(笑)「君は練習しない子だから、絶対芸高には行かない方がいいって」で、その時にもうピアノはやめようと思って、作曲もしなくなったんですけど。でも作曲に対してずっと興味はありましたね。

編)ジャズをやろうと思ったきっかけはどんなものだったんですか。

若)高校に入った頃は、ピアノはほとんど弾いてなくて、その頃弟がジャズをよく聴いていたんです。僕ははじめ全然興味を持ってなかったんですけど、コルトレーンの「至上の愛」を聴いて、その日から半年くらいコルトレーンしか聴かなくなっちゃって。

編)きっかけはピアニストではないんですね。

若)ピアニストからっていうわけではないですね。1回コルトレーン聴いちゃったら、あとは順番にオスカー・ピーターソンとかビル・エバンスとか、高校の終わりくらいからはジャズしか聴かなくなって、家でそれをコピーしたりして遊んでいました。

編)若井さんのピアノはとてもハッピーなイメージですが、若井さんご自身はハッピーで前向きなタイプですか?

若)基本的にそうだと思います。昔はハッピーな音楽が好きだったんですけど、実は大力さん(Ds)と知り合ってから、ハッピーなだけの音楽ってなんてつまらないんだろうって思うようになりましたね。大力さんのバンドがわりと、暗いというか陰湿な感じの楽曲がたくさんあるんです。でも、何か明るいのか暗いのかよくわかんない、長調なのか短調なのかわかんないとか、そういうところに凄く面白さを感じるようになって、最近はよくわかんないっていう音楽が僕の興味の対象ではあります。でも僕が演奏するとちょっと“ハッピーめ”になるみたいです。(笑)

編)現在はドラムの原大力さん(Ds) や鈴木央紹さん(Ts)のバンドのレギュラーメンバーとしても活躍されていますが、出会いは大力さんがホストを務めるジャムセッションだそうですが、大力さん、同じくレギュラーメンバーである鈴木央紹さん(Ts)、佐藤”ハチ”恭彦(B)さんと一緒に演奏をしていくなかで、何が一番変わりましたか。

若)全部変わりました。全部変わっちゃったから、音楽の趣味もプレイスタイルも変わりましたね。いつも違ったことを演奏するっていう事を初めて学んだ感じです。大力さんはどうやったらアンサンブルが多様になるかとか、リズムとかハーモニーとかメロディとか、そういうことについて凄くいっぱい考えている人で、そういう話を聴くようになって自分でもよく考えるようになりましたね。自分のなかで、とりあえず与えられた譜面ができればよしとしていたのがだんだんそうじゃなくなってきて、上手く説明できないですけど、そういう感じです。

編)今後も目標を教えてください。

若)大きく三つあって、ひとつは大力さんと央紹さんとハチさんとやっているバンドですが、やっと僕が残りの三人にちょっと追いついてきたっていうか、ようやく対等にやれるようになってきたという自覚があるんですね。だから今後このバンドがもっと面白くなるために僕が何かできたらいいなって思います。それから今年の目標としてまだ共演したことのないミュージシャンがたくさんいるので、なるべくいろんな人と共演できたらいいなと思いますね。それからもう一つは曲を書きたい。何曲か書いたり書かなかったりなんですけど、やっぱり難しいですね。今年はいい曲が書けたらいいな。

編)ありがとうございました。

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